VS for Mac正式版インストーラを実行したらXamarin 6.3がインストールされた。。
この程正式版リリースとなったVisual Studio for Macですが、さっそくそのインストーラをダウンロードし実行してみたらXamarin Studio 6.3がインストールされました。。もちろんVisual Studio for MacはXamarin Studioをベースにしています。そうはいってもXamarin Studio 6.3とVisual Studio for Macはあくまでも別物です。というかXamarin Studio 7.0=Visual Studio for Macということのようです。
今回の手順は以下の通り:
- Uninstall Xamarin Studioの手順にしたがいXamarin Studioのアンインストールを実施*1
- Visual Studio for Mac公式サイトから"Visual Studio Installer.dmg"をダウンロード
- 上記インストーラを実行してインストールを実施
- ウィザードの"何をインストールしますか?"の表示内容を確認しつつ以降すべてデフォルトのまま先に進む*2
数時間後、インストール完了の画面が表示されたので、画面下部の"Visual Studio の開始"をクリックしてみました。
すると、あーら不思議、以下のようにXamarin Studio 6.3が起動しました。。
気を取り直して以下の手順でリトライします。6.3のアンインストールは行っていません。
- macOSを再起動(意味はなさそう、でもまあとりあえず)
- "Visual Studio Installer.dmg"を使ってインストーラをもう一度起動
- ウィザードの"何をインストールしますか?"の表示が若干変化していることを確認しつつ淡々と先に進む*3
数十分後、インストール完了の画面が表示されたので、画面下部の"Visual Studio の開始"をクリックしてみました。すると、今度こそVisual Studio for Macが起動しました。やったね!(?)
公式サイトには「使い慣れた IDE を Mac でも利用できるようになりました。」などとあってネーミングも"Visual Studio"ですが「ようするにXamarin Studioのメジャー・バージョンアップでしょ?」と構えていたらバージョンアップすらしていない"Xamarin Studio"がインストールされてしまったという、ヘンテコな事象でした。
*1:途中、この記事に提示されたコマンドのままでは権限不足エラーになってしまうものがありました。それらについては先頭にsudoを付けて実行し直しました。
*2:このときVisual Studio for Macのラベルの左側に"○"印が表示されているのと、右側にバージョン番号として"6.3"と表示されているのが気になるところです。
*3:Visual Studio for Macのラベルの左側に今度は見慣れたアイコンが表示されていますし、右側にバージョン番号として"7.0.0"と表示されています。