"MCP 70-483 Programming in C#"を受験
ここ1年お勉強をする時間と気力がなく、日々貯金を切り崩すような感覚で仕事をしていたのですが、そろそろ余力が出てきたところで、思い立ったが吉日とばかり "MCP 70-483 Programming in C#" 試験の受験をしました。
実は 去年4月に参考書(後述)を買っていたのですが何だかんだで半分ほど読んだところで積読状態になっていたのでした。受験を申し込んだのが10月初めで受験したのが今日。試験前も試験後も勉強不足の感は否めない状況でしたが、なんとか合格しました。
これから受験を考えられている方向けに所管を述べておきます:
- Javaの試験(OCJ-P)と比べると問われる事項の難易度は低い。
- Javaの場合、恐ろしく読みにくいコードが提示されるケースがしばしばだが、C#の場合そうでもない(酷いコードがないでもないが、比較すれば相当読みやすい)。
- Javaの場合、多くの出題の選択肢に「コンパイル・エラー」が存在し、実際それが正解であるケースもままあるが、C#の場合そのような選択肢はない。
- 以上3点から、Javaの場合、知識だけでなく限られた時間内にコードを的確に解読する能力(もしくは慣れ)も問われるのに対して、C#の場合そのようなことがない(ほとんどない)。
- 拡張メソッド、LINQ、TPLとasync/await、コレクション初期化子の知識は必須。
- アセンブリに各種情報を付与するAttributeの知識を問うものが多い感じ。
- シリアライズ/デシリアライズのAPIについての知識を問うものも多い感じ。
- 以上3点を含めて、参考書をきちんと読了していれば及第点には到達できる。
参考書については選択肢はなく "Exam Ref 70-483 Programming in C#" 一本です。直近9月に第2版が出ていますが私は第1版で勉強しました。英語ですが平易な内容で、単語・文法の知識が高校かそれ以前のレベルで止まっている私でもなんとかなりました。
Exam Ref 70-483 Programming in C# (2nd Edition)
- 作者: Rob Miles
- 出版社/メーカー: Microsoft Press
- 発売日: 2018/09/01
- メディア: ペーパーバック
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