M12i.

学術書・マンガ・アニメ・映画の消費活動とプログラミングについて

プログラミングHaskell

プログラミングHaskell

プログラミングHaskell

厚みなどから勝手にHaskell入門書のように考えていましたが、あとから思えばそんなことはぜんぜんなく(入門書であれば『すごいHaskellたのしく学ぼう!』ですね)。
手続き型言語に慣らされた人間でも比較的さらさらと読んでいけますが、遅延評価の結果発生する独特の利点と問題点(無限数列や畳み込み)の説明などにはパラダイムのちがいの意味深さを意識させられるところもあり、そうした発見や気づき、驚きを紹介する本として悪くないなと思います。