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ProGuardマニュアル(8) 一般オプション

原文は、ProGuard Manual”(Eric Lafortune)です(2011年3月29日取得)。

イントロダクションと索引はこちら

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一般オプション

-verbose

処理中の情報をいくぶんか詳しく書き出すよう指定します。何らかの例外発生にともないプログラムが終了した場合、例外メッセージそのものの代わりに、完全なスタックトレース情報を出力します。

-dontnote [class_filter]

クラス名のタイポや、オプションの記述ミスといった類の設定の間違いや欠落が潜んでいる可能性についての指摘を出力し行わないよう、指定します。任意のフィルタは、正規表現で指定します。フィルタにマッチしたクラスについて、ProGuardは指摘を行いません。

-dontwarn [class_filter]

全般にわたって、解決できない参照やその他の重要な問題について、警告を行わないよう指定します。任意のフィルタは正規表現で指定します。フィルタにマッチしたクラスについて、ProGuardは指摘を行いません。警告を無視することは危険です。例えば、参照の解決できないクラスもしくはクラス・メンバーが実際にはProGuardによる処理にはなくてはならないものである場合、生成されるコードは、適切に機能しないものになるでしょう。このオプションは、それを使用するということがどういうこととであるか、理解した上で使用してください。

-ignorewarnings

解決できない参照やその他の重要な問題についての警告を出力せず、いかなる場合にも処理を継続するように指定します。例えば、参照の解決できないクラスもしくはクラス・メンバーが実際にはProGuardによる処理にはなくてはならないものである場合、生成されるコードは、適切に機能しないものになるでしょう。このオプションは、それを使用するということがどういうこととであるか、理解した上で使用してください。

-printconfiguration [filename]

読み込んだファイルや置き換えられた変数も含む、完全なコンフィギュレーション情報を出力するよう指定します。設定内容は標準出力もしくはfilenameとして与えられたファイルに対して出力されます。このオプションは、コンフィギュレーションデバッグXML形式のコンフィギュレーション情報をより読みやすい形式に変換する場合などに有益です。

-dump [filename]

各処理工程のあとに、クラスファイルの内部構造を書き出すよう指定します。標準出力もしくはfilenameとして与えられたファイルに対して出力されます。例えば、入力jarファイルの内容を書き出したいときなどに使用できます。

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ProGuardマニュアル(9)につづく。