宙まにそのほか

久々にまんがが潤沢にある土日でした。

宙のまにまに(9) (アフタヌーンKC)

『宙のまにまに』第9巻は、ちょっとお話にメリハリのない感じ。残念です。

おやすみプンプン 1 (ヤングサンデーコミックス)

おやすみプンプン 2 (ヤングサンデーコミックス)

『おやすみプンプン』第1・2巻はなんとなく積読になっていたのですが、浅野いにお近刊『うみべの女の子』を読んだあとに「そういえば」という感じでついに読みました。ヘンテコなキャラたちとヘンテコな世界観で、深刻なんだかそうでないんだかよく分からないお話です。3巻以降を読むかはこれから決めます。

シトラス 1 (マーガレットコミックス)

『シトラス』第1巻は、この著者の初の複数巻本？ 描かれる世界はおそらく少女まんがで繰り返し描かれている主題なのでしょう。線がとてもキレイです。
いずれにしてもEROTICS fやFellows!系からまんが購読者になった人間には、とりわけ「日常」を舞台にして、ひととの差異化や同一化を遂行していく実践感覚を描くものや、そうした実践のパターン化を通して「男性性」「女性性」「少年性」「少女性」や「学生性」の表象を意図する作品というのは比較的新鮮で、たのしんでいます。