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M12i.

学術書・マンガ・アニメ・映画の消費活動とプログラミングについて

綾辻行人『Another』

book

最近道草が多すぎて、それがもともと忙しいところに拍車をかけてしまっている。今回は辻村深月からの流れで。なるほど何度も再刊されてマンガ化・アニメ化もされてきただけのことはあってストーリーはおもしろい(角川はもちろん闇雲にメディア・ミックスしているわけじゃない)。

ただし主人公たちの話し方・振る舞い方には違和感があって、それは結局この時代のこの年代の学生はこんな感じじゃないなぁという。これはもうどうしようもないことだけど、時代ごとに「子どもらしさ」とか「学生らしさ」とか「中学生っぽさ」のかたちは変化していて、そこからズレてしまっている。もちろんそれは地域や出身階級の構成次第でも変わってくるのだから、彼らと同じく当時中学生だった自分が認識している「それっぽさ」というのも、その一般的妥当性についていえば大いに疑問の余地ありだけど。

あと読み始めてちょっと驚いたのが作品の舞台が中学校であること。少し前に清原紘のコミカライズをはじめのほうだけ読んでいたことがあるのだけど、その作者の作風というか描き方からして中学生にはぜんぜんみえなかったので・・・。