M12i.

学術書・マンガ・アニメ・映画の消費活動とプログラミングについて

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.

いつの間にか予約開始されてる!…のでさっそく予約。でも発売は来年度(遠いね)。

新劇場版は1.11→2.22→3.33と着実に品質が上がっていて、本作段階ですでに気持ちの悪いほどのクオリティに達している気がする。1.11は「まあうまいよね」、2.22は「すごくうまいけど良くも悪くも作画担当者の個性がたってるね」、3.33は「どこまでも隙がないよね」てな感じ。

あきらかに公開前の予告編映像なんかで仄めかされていたストーリーは説明なしにすっとばしての14年後で、これは戸惑うところはあるけど、憮然とさせられているわけでもなく、ただあの予告編で使ってたカットの分の工数・工期がもったいなく思うばかり…。

いずれにしてもいつもながらカスタマーズレビューの賛否の落差と、とくに否の側のひとの「これは(オレの)エヴァではない、こんなのは断じて(オレの)エヴァではない、(オレの)エヴァを商業的意図の道具にするなんて許せない」的なコメントに、著作者とその消費者との関係というのはおもしろいなぁなんて思う。エヴァだけの話ではなく。