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学術書・マンガ・アニメ・映画の消費活動とプログラミングについて

ひきつづき…

ひきつづきブログの更新がめっきりなのは、読む本があるから、というだけです。

オリエンタリズム〈上〉 (平凡社ライブラリー)

オリエンタリズム〈上〉 (平凡社ライブラリー)

言わずと知れた古典です。「西洋」(オクシデント)、それもとくに近代以降のイギリス、フランス、ドイツといった地域において発展した、「東洋」(オリエント)に関する/「東洋」を構築する知的態度。学問的伝統であり思考様式であり「オリエントについて何か述べたり、オリエントに関する見解を権威づけたり、オリエントを描写したり、教授したり、またそこに植民したり、統治したりするための──同業者組合制度」でもあった「オリエンタリズム」(20-21ペ)を分析する著作です。

可能世界と現実世界―進化論をめぐって

可能世界と現実世界―進化論をめぐって

オリエンタリズムを読み終わったらこちらを読みます。分子生物学の草創期に活躍したフランソワ・ジャコブの著作です。

科学認識論

科学認識論

  • 作者: ガストンバシュラール,ドミニックルクール,Gaston Bachelard,竹内良知
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2000/06
  • メディア: 単行本
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フランソワ・ジャコブを読み終わって、なお余力と時間的余裕があれば、こちらも読んでみようと考えています。

科学の科学、知識の知識を企てることは、うまくすれば私たちをして自分自身の自生的な生の、その外側に歩を進めることを、可能にさせてくれるはずです。